Herman Miller:ハーマンミラー
1923年ハーマンミラー社設立。1930年代には、伝統様式の家具から近代的デザインの家具製造への転換がなされる。
製品の質とビジネスに完璧さを追求し、その結果、 George Nelson(ジョージネルソン)、Charles & Ray Eames(イームズ夫妻)、Alexander Girard(アレクサンダージラルド)、Isamu Noguchi(イサムノグチ)といったミッドセンチュリー期に最も活躍し、今なおデザイン史上に名を残す偉大なデザイナー達とのパートナー関係を築いていくことに成功した。
そしてハーマンミラー社は、1950年代には、モダンデザインの家具メーカーとして世界的にその名を知られる。
Charles & Ray Eames:チャールズ&レイ・イームズ
チャールズ・イームズは1907年にアメリカ・セントルイスで、レイ・イームズは1912年に同・カリフォルニアで生まれる。
1940年、チャールズとエーロ・サーリネンが共同でMoMA「オーガニック・インテリア・デザインコンペ」に「三次元曲面を持つプライウッド(成形合板)のイス」を出品し、2部門で優勝。
そして1941年、チャールズとレイは結婚し、西海岸に移り住み、プライウッド(成形合板)の成形技術を磨いていった。同年、第二次世界大戦が勃発。
このとき、プライウッドの技術を買われ、負傷兵の脚の添え木(レッグスプリント)が大量オーダーされ、さらにプライウッド成形技術に磨きをかけるとととなる。
終戦後の1945年、ついに『DCW』『LCW』の2つのプライウッド成形のイスを発表。
1946年ジョージ・ネルソンの働きかけによりハーマンミラー社と販売権の契約を交わし、今なお人気の高いアームシェルチェアは、同社より1950年に発売された世界初の量産可能なFRP製チェア。53年にはサイドシェルなどバリエーションを増やした。その後も次々に革新的な家具を発表していくこととなり、かのハンスJヴェグナーに「20世紀で最も偉大なデザイナー」と賞された。現在の家具の工業化に最も貢献したデザイナー。